2022/12/09
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「ウールのセーターは2月いっぱいでおしまい!」という妻の一言がきっかけで、この秋冬に着倒したセーター4枚について、気に入った点とそうでなかった点についてまとめてみました。
まずはシーズン初めの10月に購入したクレプスキュルのオフタートルセーター(チャコールグレー)。サイズ感は身幅ゆったりめで、胸ポケ付きのカジュアルな見た目と、紡毛ウールの手触りの良さが気に入りました。
昨年末は暖冬だったため、12月まではこれ1枚で外出できる日も多く、寒くなってからはダウンベストを中に着込んだりして、それなりに着用頻度は高かったです。おかげで首元や脇腹など、至るところに毛玉が発生‥。
『極細の繊維が表面でヨレて小さなダンゴになっている感じ』と書けば伝わるでしょうか? ハイゲージのニットに発生した毛玉とは異なり、ブラッシングしても毛玉取り機で刈り取っても奇麗になりませんでした。見た目にもちょっとくたびれて残念な感じに‥。
2枚目は11月のバーニーズのセールで購入した、301のネイビーのタートルネック(購入時の顛末はこちら)。このセーターは何が良かったかというと、色が良かった! メランジのブルーに寄った独特の色合いで、首元や袖口のリブも立体感があり、妻をはじめとして周囲からの受けも良かった1枚です。
こちらは表記サイズ48でも、着丈は61cm、身幅48cmとコンパクトな作りで、身長170cmの僕にはぴったりでした。もし次に同じものを買うとしたら、ワンサイズ大きめを選ぶと思います。
3枚目はコムアーチのブラウンのクルーネックセーター(購入記はこちら)。某セレクトショップの別注色ということで、サイズ3と4を試着させてもらい、袖の長さの都合で4を選びました。とても魅力的な色合いですが、着ていてチクチクするのが気になります。次もまた買うか?と問われたら、正直微妙な感じです。
ラストはクリスマス前のアオイカーニバルで入手した、ブリュワーのミディアムグレーのタートルネックセーター(購入記はこちら)。スメドレーに代表されるハイゲージのタートルネックは、首元がきっちり詰まるゆえに顔のデカさを強調しますが、このブリュワーや301のようなミドルゲージのゆるいタートルだと、逆に小顔に見せてくれる効果があるみたいです。
あと、着てしばらくしてから気がついたんですけど‥。このブリュワー、脇下から胴横にかけての継ぎ目が無いんです。もともと身幅がゆったりしているので、着心地とか肌当たりにはさほど影響しないんですが、さすが高級なだけあって細部も手が込んでいる!と感心させられました。
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以上まとめると、301とBREUERのミドルゲージのタートルネックが文句なしの二重丸で、crepsuculeのオフタートルは使い勝手が良いものの、耐久性の面で×印。comm.archのクルーネックはチクチクを克服する方法(厚手のシャツやカットソーの上に重ね着)が必須で△という結果です。
ちなみにこの4枚を除くニット(スメドレーのハイゲージのカーディガンやシェットランドウールのセーター)は、年末に行った大掃除を機にきれいさっぱり処分してしまいました。明日は久しぶりの休日なので、comoliのニットやスタンドカラージャケットを見に行く予定です。