今は無きアルニス・パリのペッカリーグローブ

2013年に惜しまれつつ閉店、ベルルッティの服飾部門として生まれ変わったARNYS（アルニス）。パリの7区にあったお店には何度も通った‥というのはウソで、ショーウインドウの色鮮やかなコーディネートに溜め息をついた思い出だけです。

アルニスの製品で唯一持っているのがこのペッカリーのグローブ。前々回のエントリーで紹介したドレイクスのマフラーと同じく、ディストリクト・ユナイテッドアローズのセールで購入しました。

「ノーブランドだけど革質最高だし、フィット感もいいな〜」と思いながら愛用していましたが、5シーズン目くらいで裏地に付いたタグに気がつき、「うわ！これってアルニス」と判明したという、なんともお恥ずかしい話ですw

人差し指の外に縫い目が入らない、1枚革の仕立てというのも贅沢な作りですね。ペッカリーで有名なのは英国のデンツのものですが、個人的にはいちばん小さいサイズでも指先が余り過ぎてダメでした。このアルニスのグローブは、ひょっとしたらUAが日本人サイズで別注したものかもしれませんね。