2022/12/09
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一昨日に紹介したオールデンのスナッフスエードのチャッカ、正しくはレイドンラストで品番#1494のアンラインドチャッカーブーツでした。雑誌『Begin』257号によれば、”1998年に登場したバリーラストの改良版で、ノーズが短く、ヒールのフィット感が高く、アーチサポートも強め‥”と書いてあります。
サンフランシスコのAlden Shopでは、何も考えずに#990と同じ7.5Dを選んだんですが、実際に履いてみると薄いフレックスソールが災いして地面からの衝撃を吸収しきれず、すぐに疲れてしまうことが分かりました。サイズに余裕があればインソールなどの対策も考えられましたが、ゆったりしたバリーラストに比べてタイトなレイドンラストでは何も出来ず、まだ新しいうちにヤフオクへ放出するという結末に‥。
そんな手痛い失敗もあって、しばらくの間は”オールデン熱”も冷めていたものの、2012年に旅行先のパリでアナトミカのタンカーブーツと出会って熱病が再発!(旧ブログ『アナトミカのオールデン-3/タンカーブーツ』を参照)。その際、スタッフにブランノックデバイスという計測器で僕の足を計ってもらったところ、8Dのサイズを勧められました。
実際に8Dのタンカーブーツを試してみると、欧米人に比べて短いであろう僕の足の指は、グーチョキパーのじゃんけんが出来るぐらいw 足先に余裕が‥。そのことをスタッフに伝えると、「いやいや、その余裕が大事なんです。靴のサイズで重要な指の付け根(ボールジョイント)から踵までのアーチレングスは8、幅はDで間違いないからご安心下さい」と言われました。
それ以来、2013年に通販でスエードのプレーントゥを2足、2014年にコードバンのプレーントゥを買い足し、現在に至っています。いずれも整形外科用の矯正靴から発展したモディファイドラストなので、履きやすさは抜群! 足の指先も小指までしっかり地面を掴む感覚で歩けるのがありがたいですね。